なぜ結露が起こり、 カビてしまうのかデモ機を使って再現
スーパーや事務所などでなぜ結露が起こり、 カビてしまうのかデモ機を使って現場の状況を再現してみました。



熱が関わることによって結露してかびてしまうというケースも非常に多いのでわかりやすくするためにこういったデモ機を使って現場の状況を再現しています。
天井に太陽光が照らされて天井の折板屋根が非常に暑い状況です。
太陽が屋根にあたる天井裏を再現しています。この下にスーパーの売場があるというイメージになります。


下、天井の部屋内側から見るとですね、天井が60度くらい熱いです。これは実際に起こり得るわけですね。
そこに断熱シート、5ミリの断熱シートを敷くことによって大体30度になってます。
ずいぶん涼しいというか、熱は感じません。
この中は意外にすごく寒いくらいの状況になっていて、かたやこっちはもう50度60度。その温度差によってここが結露してかびてしまいます。



グラスウールの100ミリの断熱材です。一般の建築ではこういったやり方をしているところが結構多いですけど、この天井内と見立てたところはこの温度が60度くらいになって、しばらく経ってくると、このグラスウールの断熱材自体も60度になってしまう。結果的にはこれがあっても、数時間経ってくるとここの温度は変わらなくなってきます。


こちらは完全に輻射熱をここで遮断します。5ミリの断熱材もあって、ここで水分を遮断してくれる断熱材入り断熱シートでできているのでこちらの中の環境は非常に良くなるわけです。



断熱工事屋として40年くらいやってきた歴史と経験もあるので防カビ工事だけでなくこういった断熱材だとか建築家さん設備やさんなんかとも色々相談しながら全体としてコーディネートしながら提案しています。